[レビュー]KORG nanoKEY Studio


nanoKEY Studio

iPadでソフトシンセを鳴らす時、MIDIキーボードなどのコントローラー類が強力なサポートツールになると思います。

喫茶店や旅先など、外出先でインスピレーションを即興で形にしたい時、MIDIコントローラーがあると非常に便利なのですが、外出先にはなるべく荷物は軽くしたいところです。

私はKORGのNANOKEYシリーズが気に入ってまして、鍵盤楽器としてはチープですが、NANOKEY2は軽くサイズもiPadやMacBookAirと相性がいいので、NANOKEYシリーズはすっかり旅のお供になっています。仮に壊しても安いですし。

KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ブラック

軽くて便利なNANOKEY2を、さらに強力にしたMIDIコントローラー、nanoKEY StudioがKORGから3月に発売されるそうで、早速チェックしてみたいと思います。

nanoKEY Studio、オールインワンすぎる

nanoKEY Studio

nanoKEY Studioですが、オールインワンと名前がつけられている通り、従来のNANOKEYに加え、ツマミが8個にKaossPad風のパッド、8個のトリガーパッドと、「なんでもアリ」状態になっています。また、キーボード部分もLEDで光るそうで、ライブハウスなど暗闇で演奏する時には便利かと思います。ライブハウスで使わなくても、自宅のDTM環境をあえて暗くして、サイバーな雰囲気(?)を味わうのもいいんじゃないかと思います。

パッドにはリズム・パターン付きのアルペジエータも備わっているそうで、ただのプラグインコントローラー以上に使えそうです。

nanoKEY StudioでMIDIコントローラーの煩わしさを解消!?

nanoKEY Studio

nanoKEY Studioには専用コントローラーソフトが付属するようです。機能が豊富なMIDIコントローラーの場合、ツマミやパッドに何の機能をアサインするか、その設定だけで発狂しそうになり、創作意欲を削がれてしまうことがあります(特に海外のコントローラーに多い、そしてデータがよく消える)。

私はこれまで様々なMIDIコントローラーを購入してはヤフオクへ放流(笑)、を繰り返してきたのですが、nanoKEY Studioの専用コントローラーソフト「KORG KONTROL Editor」は、わかりやすそうなユーザーインターフェイスのようなので、ストレスを溜めることは減るんじゃないかと期待しています。

nanoKEY Studio

キーボードのベロシティ・カーブを調整したり、パッド、ノブに割り当てるMIDIメッセージを、自分の使い方に合わせて細かくカスタマイズできるそうです。

nanoKEY Studioはワイヤレス

nanoKEY Studio

nanoKEY Studioの何が凄いかって、ワイヤレスでBluetoothに対応しているところだと思います。iPadのLightning 端子は一個しかないので、これは非常にありがたいと思います。nanoKEY Studioがあれば、Lightning端子にはオーディオインターフェイスのみでいけてしまいます。iPadの定番、接続のためのUSBケーブルとappleのカメラコネクションキットは、意外とかさばります。

絶妙なサイズと電池駆動

機能てんこ盛りのnanoKEY Studioですが、サイズは278cm x 160cmだそうです。iPadが240cm x 169.5cmなので、二枚重ねにして持ち運びできるぐらい、A4サイズ以下の絶妙なサイズだと思います。また重さは電池なしで471gなので、iPadとnanoKEY Studioをセットにしても、軽量ノートPCとさほど変わりません。

また、電池駆動もモバイル派には嬉しいところで、単四乾電池2個で10時間動作するそうです。

最後発ゆえのメリット。豪華でパワフルな音楽ソフトウェア

soft

初代iPadが発売されて、なんと5年以上が経っているそうですが、モバイル向けソフトウェアもiPadの進化とともに成熟していると思います。

IK Multimedia iRig Pro DUOでもコメントしましたが、nanoKEY Studioでも最新デバイス故のメリットは大いに享受できると思います。

付属ソフトは、iPad/iPhone向けならKORG Gadget Le(音源内蔵DAW音楽制作アプリ)、KORG Module Le for iPhone(ピアノ・キーボード音源アプリ)、KORG Module Le for iPad(ピアノ・キーボード音源アプリ)が付属します。

PC向けなら、KORG Legacy Collection – M1 Le(シンセサイザー音源)、UVI Digital Synsations(シンセサイザー音源)、AAS Ultra Analog Session(シンセサイザー音源)、AAS Strum Session(アコースティック・ギター音源)、AAS Lounge Lizard Session(エレクトリック・ピアノ音源)、Propellerhead Reason Limited(DAW音楽制作ソフト)、Ableton Live 50ドル割引クーポン(DAW音楽制作ソフト)が付属します。

といった感じで、付属ソフトウェアはてんこ盛りで、恐らく全てを完全に使いこなすことはできないんじゃないかな、と思うくらい盛りだくさんです。これだけで半年〜一年は飽きないんじゃないかと思います。

まとめ

Native InstrumentsのMaschine Studioのように、オールインワンのコントローラーが広まってきつつありますが、nanoKEY Studioは、何でもかんでも盛り込むのではなく、「ちょっとだけあったらいいのにな〜」と、ほしい機能だけを絶妙なバランスで盛り込んできたMIDIコントローラーだと思います。

ベテランだけでなくDTM初心者にとってもこれはオススメできると思いますので、発売が待ち遠しいです。私はNANOKEY2を売って買います。

コメント

  1. 中村まや より:

    はじめまして
    KORG nano key2と、akai MPK を悩んでいます。
    楽器をしたことがないのですが、どちらが良いですか?
    軽い方が良いのと、録音出来るのが、希望です。
    また、ソフトの設定など、どこかで、講座などでやってもらえますか?
    よろしくお願いいたします。

    • DTMNAVI より:

      鍵盤で演奏するか、パソコンのキーボード入力か?の違いが大きいと思います。
      リアルタイムで弾いて入力するならMPK、シーケンサーに打ち込んで後から編集する場合はnano key2がよろしいかと思います。
      nano key2は軽いので持ち運びもお手軽です。

      講座はいつかやりたいです!

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