[レビュー]Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamレビュー


Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamのレビューです。MASCHINE MK2の実機レビューで、実際に一曲(らしきもの)を作り上げるまでやってみましたが、Maschineソフトウェアを快適に動かすには、正直なところ、もう一声ほしいと思いました。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamでは、ピアノロールなどMK2で補えなかった機能や、Ableton Pushを意識したような機能が盛り込まれています。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamの特徴的な機能

Native INSTRUMENTS MASCHINE JamでもMK2でも、当たり前ですがNative InstrumentsのマシーンシリーズはMASCHINEソフトウェアを動かすために出来ています。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamは、64個のクリックマトリクスと8本のスマートストリップスが備わっています。つまり、8行8列のボタンに、ミキサーのフェーダーのようなトラックパッドがそれぞれくっついているといった、パッと見、ミキサーのような形になっています。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

64個のボタンは、ステップシーケンサーとして使えるほか、従来機MASCHINE同様、右下の4×4の部分で、リアルタイムに打ち込むこともできます。また、これまでのMASCHINEシリーズになかった、ピアノロール入力としても使用できます。これはコードワーク、アレンジなどで非常に便利な機能だと思います。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamの特徴的な機能2、スマートストリップス

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamに備わっているスマートストリップスですが、一瞬、普通のボリュームフェーダーかと思われるのですが、こちらは、ボリュームだけでなく、Maschineのつまみ操作と同じ機能があります。つまみを回して値を変えるのではなく、トラックパッド風のスマートストリップスを刷って値を変えます!Perform FX設定を行い、スマートストリップスを自在に上下移動させると、エフェクトが劇的に変化します。直感的に操作できるので、作曲でもライブでも斬新に使える機能だと思います。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamの付属ソフト

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamには、マルチ音源集『KOMPLETE 11 SELECT』が付属します。これらには合計11の製品で成り立っていて、2,500以上のサウンド、25GB以上の音源とエフェクトがあります。

これまで何度もレビューで書かせていただいてますが、デジタル系機材は後発になればなるほど、付属ソフトが充実していて、これまでの購入者にとっては歯がゆい気持ちになると思います。Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamの場合、異常なくらいソフト音源が充実していてお買い得すぎます。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam、KOMPLETE 11 SELECTには以下の製品が入っています。
MASSIVE、REAKTOR PRISM、MONARK、THE GENTLEMAN、DRUMLAB、RETRO MASCHINE MK2、 VINTAGE ORGANS、WEST AFRICA、 SCARBEE MARK 1、SOLID BUS COMP、REPLIKA

ここまで付属音源が充実している場合、気に入った音源をどうやって集約して、いらない音源を省くか、が重要になってくると思います。うまく操作しないと音源コレクターになってしまい、作曲をする目的がぶれてしまう恐れがあるので、注意が必要ではないでしょうか。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamで一曲作り上げるには?

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamは、Native Instruments MASCHINE MK2実機レビューでご紹介したMASCHINEソフトウェアで曲が作られます。

したがって、Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamでも、音源を8個の各トラックに設定し、ステップシーケンスモードに切り替え、クリックマトリックスを押して、押した場所でドラムループ、ベースライン、シンセなどの上物を打ち込んでいきます。

ステップシーケンサーで打ち込んだ後、例のスマートストリップスで、ボリューム、イコライイズ、エフェクトなどを調整し、完成したループを順番に並べ、一曲が完成します。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamの外観

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamは、縦29.5cm、横32cm、高さ3cmのほぼ正方形型です。高さ以外はMASCHINE MK2と同サイズなので、横に並べて使用することも計算されています。重さは2.7kgで、MacBookAir13インチ2個分といったところです。

色はつや消しの黒色で、パッドのカラフルな色がより映えるようなデザインです。手前味噌でありきたりなコメントですが、暗い場所でのインテリアにもオススメです(?)。

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jam

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamのまとめ

Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamは、従来のNative Instruments MASCHINEシリーズよりもステップシーケンスに特化しているため、とてもわかりやすいと思います。

これまで音楽制作マシンをチェックしてきたのですが、4×4のAKAI MPCパッドはステップシーケンスにはあまり向いていないように思います。理由は、16ステップの場合、4ステップ移動させると下の行に移動しなければいけないので、直感的でないためです。

リアルタイムのライブなどで使用よりも、「作曲」に重点を置く場合、Native INSTRUMENTS MASCHINE Jamは、もしかしてMASCHINEシリーズの中で一番オススメできるんじゃないかな、と思います。

NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE Jam
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