【実機レビュー音つき】LINDY FRALIN リンディーフレーリンReal54 ストラトピックアップ


LINDY FRALIN(リンディーフレーリン) Real54の実機レビューです。LINDY FRALIN Real54は噂通り、ビンテージストラト風の音づくりで、私にはしっくりきました。

LINDY FRALIN Real54

LINDY FRALIN Real54、エレキギターの音を決める要素は多い

私の場合、曲作りには必ずギター音を入れるのですが、ギターは個体やアンプ、エフェクターなどによって音が大きく変わってしまいます。ざっくりメジャーなところで、ギターはストラトとレスポールにテレキャス、アンプはフェンダーにマーシャル、といった具合でしょうか。

ストラトキャスター

ギターについてさらに深掘りすると、ストラトのピックアップはシングルコイル、レスポールはハムバッカーとあり、シングルコイルのストラトでは、レスポールのような太い音を出すのは難しいです。

そんなストラトの欠点を補うように、過去には「スーパーストラト」と呼ばれるような、リアにハムバッカーを仕込んで、トレモロユニットはフロイドローズが万能なギター、とされた時代もありましたし今もギタージャンルの一角を担っていますが、最近のギター曲は、歪み一辺倒というわけでもないので、万能なギターなど無い!というのが私のエレキギター人生20数年の見解です。

スーパーストラトの例

ギターを打ち込むのは現代でも難しい!

エレキギターを打ち込む場合、最近はAmplitubeなど、ある程度シミュレーションも充実してきているのですが、ギターを打ち込みで再現するのも、PCで音を作るのも未だ難しいです。ギター独特の揺らぎを再現するのが大変。だから、エレキギターだけはまだまだスタジオミュージシャンの世界が存在する、とは私の師匠の弁です。

Amplitube

LINDY FRALIN Real54、狙った音作りにはピックアップ交換しかない

ビンテージストラトのようないわゆる「枯れた」音は、現行のフェンダーストラトでは出すのが難しく、本格的に音にこだわるなら、60年代のビンテージストラトを買うしかないのですが、値段が100万以上を超えるものばかりで、そう簡単に手が出せません。

そこそこのストラトビンテージ音を手っ取り早く作る方法は、音の拾い口であるピックアップを変える以外に方法はないと思います。

LINDY FRALIN Real54の音比較

私はこれまでSuhrMLという高級ピックアップをストラトに取り付けていたのですが、いくらビンテージを再現した、と謳われていても、Suhrというメーカー自体、モダンなストラトの音を得意としているようで、私にはどうも馴染めませんでした。

SuhrML

(と言いつつも、数年間はSuhrMLでフュージョンからハードロックまで演奏してました。。。)

そこで、今回LINDY FRALIN Real54という有名なピックアップに交換してみたところ、音が劇的に変わりました。

LINDY FRALIN Real54の音

フロントストローク ミドルストローク リアストローク アルペジオ(フロント→ミドル→リア) 和音(フロント→ミドル→リア) その他(フロント→ミドル→リア)

使用ストラト

  • 90年代フェンダーストラト
  • メイプルネック
  • アルダーボディー

アンプ

  • マーシャル

元のピックアップの場合、フロント、ミドル、リアともに音の色付けがあまりなく、違いをあまり感じられなかったのですが、LINDY FRALIN Real54の場合、音の変化の幅が広いです。大げさかもしれませんが、ストラトが7色の音が出るギターとされる理由もわかる気がします。

また、SuhrMLと比較して、LINDY FRALIN Real54は噂通りキラキラ感があり、ミュートがちゃんとできていないと、鳴らしたくない音まで聞こえやすいです。なんというか、LINDY FRALIN Real54は正面からぶつかる音というより染みる音(?)の感じがします。

SuhrMLも中域が強めですが、LINDY FRALIN Real54のリアもペラペラな音というより、音が繊細にも関わらず、「芯」がある印象です。私はLINDY FRALIN Real54が気に入りました。

LINDY FRALIN Real54まとめ

LINDY FRALIN Real54

ストラトはハカランダ指板、ラッカー塗装、ブリッジなど、いい音を作るために改造パーツが豊富に出回っていますが、LINDY FRALIN Real54ピックアップを導入することで、高価なビンテージストラトを買うよりもそれに近い音をお手軽に狙うことができると思います。

ギターの音を曲に入れる時、ハードロックやメタル系の音は現行のギターやシミュレーターで十分対応できるとして、クリーン、クランチ、軽いオーバードライブなど、ビンテージの味わいのある音を狙いたい時は、LINDY FRALIN Real54のようなピックアップを導入するのが手っ取り早いし、LINDY FRALIN Real54の入ったストラトが一本あると重宝するんじゃないか、と思います。

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